着付け教室を選ぶ際に注意するべきポイントを確認しよう!

公開日:2021/11/01

着物の着付けを自分で行いたいと考えた場合、着付け教室に通うのが上達への一番の近道といえるでしょう。しかし着付け教室は数が多く、規模も異なるため選ぶ際に困るケースもあります。着付け教室ごとにメリットやデメリットも存在するため、この記事では着付け教室の種類や教室を選ぶ際に注意するべきポイントを紹介します。

着付け教室の種類を確認しよう!

まずは着付け教室の特徴を知るため、種類別にメリットやデメリットを解説します。

大手の教室

大手の着付け教室に通う最大のメリットは、着付け師や講師の資格が取得できる点でしょう。そのため、「いずれは自宅で個人の着付け教室を運営したい」と考えている人におすすめです。

また、幅広いコースを展開している教室が多いため、レベルに合った講習が選択でき、講師を目指していない人でも通いやすいという特徴もあります。

個人教室

個人教室では、講師が大手の着付け教室を卒業しているケースが多いです。卒業した教室の看板を持っており、入会費や授業料、カリキュラムなどは、所持している看板の教室に準じて定められるのが一般的となります。レッスンは個人宅で行われるため、比較的少人数での開催となり、細やかなフォローが受けられる点がメリットです。

しかし着付け師や講師の資格は取得できないため、プロを目指す人にはおすすめできません。逆に、自分自身や親しい人の着付けを行うために技術を身につけたいという人や、細やかなフォローを期待する人にはおすすめです。

呉服店主催の教室

呉服店が開催する着付け教室も数多く存在します。メリットは、着物に関する知識が豊富な講師が在籍している点です。主となる業務が着物販売のため、着付けの技術習得の他にも、着物や帯を選ぶ楽しみを味わいたい人にもおすすめ。自分の着付けや着物の購入を楽しみたい人に向いています。

自治体が開催する教室

自治体が開催する着付け教室は、安価で手軽に参加できる点がメリットです。注意点は、自治体によって自分で着物を用意する必要があること。着物を所持していない人は事前に確認をしておくとよいでしょう。まずは着付け教室がどのようなものか試してみたいと考える人におすすめです。

着付け教室の大まかな費用相場

着付け教室に高額なイメージを持つ人もいるでしょう。こちらで一般的な費用相場を紹介します。

大手教室の費用相場

大手の着付け教室では、入会金が必要なケースが多いようです。入会金の相場は3,300円(税込)前後となっています。大手であっても入会金を必要としない着付け教室や、入会金が5,500円(税込)と高めに設定されている教室などさまざまです。

1回あたりの授業料の幅も広く、税込みで2時間550円から3,120円程度まで存在します。そのため、入会前に費用と授業内容を精査することが重要です。

大手以外の教室の費用相場

個人や呉服店、自治体などの着付け教室では、大手の着付け教室より費用が安価であるケースが多いです。とくに呉服店や自治体では入会金が不要な教室も多く、授業料も1レッスンあたり900円(税込)程度に収まることがほとんど。

個人の着付け教室では入会金を必要とする場合もあるようですが、それでも2,200円(税込)程度と割安で利用が可能です。さらに授業料も大手と比べ安く設定されているため、費用を抑えたい人に向いています。

着付け教室を選ぶ際に注意するべきポイント

ここからは、着付け教室を選ぶ際に注意するべきポイントを解説します。

アクセスのよさと雰囲気をチェック!

数ヶ月かけて通うケースの多い着付け教室。そのため、通いやすさは重要なポイントといえるでしょう。自宅や勤務先からのアクセス方法をチェックし、無理なく通える教室を選ぶことをおすすめします。

また、無料の体験教室に参加するなどして、現地に行ってみるのもよいでしょう。アクセス方法と同時に、教室の雰囲気も確認が可能です。

指導方法

着付け教室のレッスンには、講師と1対1で行う個人指導と、他の生徒と一緒に学習するグループ指導があります。

個人指導は授業料が高くなる傾向にありますが、丁寧な指導が受けられる点がメリットでしょう。疑問点をすぐに質問できるため、短期間で着付けの技術を身につけたい人や、自分のペースでレッスンを進めたい人におすすめです。

また、グループ指導は個人指導に比べ授業料が安く済む点がメリットです。生徒同士で交流を深めたい場合にもおすすめの指導方法でしょう。しかし質問をするタイミングを逃したり、授業がなかなか先に進まなかったりするなど、自分のペースで学べない可能性もあります。

レッスン期間

着付け教室に通った場合、1人で着物が着られるようになるまでには一般的に4ヶ月程度の期間が必要とされています。そのため、「短期間で学びたい」「長期的にじっくり学びたい」など、目的に合った指導が受けられる着付け教室を選択しましょう。

着物のレンタルの可否

着物や着付けのための道具を所持していない人は、教室で着物のレンタルが可能かどうかをチェックしておきましょう。自分自身で準備が必要なものは何か、かかる費用はどれくらいかもあわせて確認しておくとよいです。レンタルができる場合は、レンタル料のチェックを忘れないよう注意してください。

 

この記事では、着付け教室の種類や入会する際に注意するべきポイントを紹介しました。着付け教室を選ぶ場合、場所や費用、指導内容などチェックする項目は多岐にわたります。口コミをチェックするのもよいですが、無料体験教室などを利用して、実際に自分の目で判断することも必要です。特徴を理解し、自分に合った教室を見つけましょう。

【東京】おすすめの着付け教室ランキングTOP5

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