着付け師になる具体的な方法を確認しよう!教室選びは慎重に

公開日:2021/11/15

着物を上手に着るためには、ある程度の知識が必要になります。このような着物の知識を持ち、着装する専門家のことを着付け師と呼びます。将来的に着付け師を目指す方もいると思いますが、どうしたらなれるのかがわからない方も少なくありません。そこで今回は、着付け師になる具体的な方法について解説します。しっかりチェックしましょう。

着付け師の活躍の場とは?

着付け師の活躍の場は、改めて聞かれるとなかなか思いつかないかもしれませんが、いろいろなところで着付け師は必要とされています。

着物販売店

着物販売店は、着付け師が活躍できる代表的な場所の一つです。着物や道具を専門に扱っているおり、お客さんの一人一人に丁寧な接客を心掛けます。

着付け師としての専門知識があるため、着物販売店の店員は適任です。また、着物販売店は、デパートなどさまざまなところで見かけます。

和装アシスタント

着付け師は、着物を使う場合のアシスタントとしても活躍しています。たとえば、結婚式の際、新郎新婦が着物を着用する場合は、着付けを担当することになるでしょう。

また、美容院や芸能関係などでも重宝されます。とくに芸能関係では時代劇には欠かせない存在、近年は成人式で着物を着用する方も多いので、美容院などでも活躍できます。

さらにスタジオや写真館でスタッフとして働くことも可能、子どもの七五三をはじめとした節目の撮影で着物を着用する際は、着付け師が必要になってくるでしょう。

着付け教室を開ける

着付け師になれば、自分のお店として着付け教室を開くことができます。もちろん、他の着付け教室で働いたり、着付けの講師をしたりすることも可能ですが、独立したいといった夢を持っている場合は教室を開くことも視野に入れられます。

着付け師になるためには?

着物の着付け師は、資格がなくても問題ありません。着付けが上手というだけでも、働くことは可能です。ただし、独学には限界があるため、着付け教室などに通い、勉強した方が最短コースで着付けを覚えられるうえ、専門知識も身に付きます

また、着付けには数多くの資格があるため、何らかの資格を有するというのもよい選択肢です。とくに、着付け技能検定は「着付け技能士」を名乗れる国家資格、国が認めた着付けのプロといえるでしょう。着付け教室の中には、資格取得を目指すところも存在します。

着付け技能士を取得するためには

着付け技能士を取得するためには、着付け技能検定に合格する必要があります。そもそも着付け技能検定は1級(国家資格)と2級(全国着付け技能センター資格)にわかれています。国家資格に該当するのは1級のみです。

着付け技能検定以外には、きもの免許、着付け師、着付講師認定証、着物着付け講師、プロ着付け終了証などがあります。この中の「着付け師」は、日本和装教育協会認定の資格です。

着付け教室を選ぶ上で意識するべきポイント

着付け教室を選ぶときは、いくつかのポイントを意識して選びましょう。たとえば、着付け師になる目的や教室の特徴など、選定ポイントを事前に整理することが大切です。

どのような着付け師になりたいのか?

着付け教室を選ぶときは、どのような理由で着付け師になりたいのかが大切なポイントです。たとえば、単純に着付けが上手になりたい方、せっかく着物を着るのだからプロレベルになりたい方、そして着付け師として働きたい方など目的はいくつか考えられます。

着付け教室にも、いろいろなタイプがあるため、目的をはっきりさせておくと選びやすくなるでしょう。また、同じ着付け師でも、有資格者の着付け師になりたい場合は、着付け教室でも選択肢が異なります。

着付け教室の授業内容

どのような授業体制を整えているのかは、意識すべきポイントの一つです。集中的に学びたいときは、マンツーマンの着付け教室、みんなと仲よく学びたいときは、クラスなどで行っている着付け教室がよいでしょう。

また、一人の先生が教えるのか、それとも先生が入れ替わるのかもポイントです。さらに、着付けの資格を取得したい場合は、資格取得を目標にする着付け教室もおすすめです。

こういった着付け教室の授業内容を確かめたい場合は、インターネットや見学を活用しましょう。どちらかで調べて決めてもいいと思いますが、インターネットと見学をセットで行うと着付け教室の全体像が掴みやすくなります。

料金やサービス内容

着付け教室の中には、公式サイト上に授業内容や料金、そしてその他のサービスなどを細かく掲載しているところもあります。たとえば、基本無料とする着付け教室や着物プレゼントをセットにした有料の着付け教室など料金形態やサービスはさまざまです。

料金やサービス内容は、どのような着付け師になりたいのかといったことや授業内容と共に、意識すべきポイントです。

 

着付け師になるためには、とくに資格などは必要ありません。着付け教室などに通い、コツコツ勉強しておけば着物の着付けは上手になります。ただし、着付け教室にもさまざまな種類があるので、調べた上で利用することを検討してみましょう。もし、よい着付け教室が見つからないときは着付け教室を比較することもおすすめです。

【東京】おすすめの着付け教室ランキングTOP5

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