【東京】おすすめの着付け教室ランキングTOP3

東京でおすすめの着付け教室を紹介します!

「東京都内でいい着物の着付け教室に通いたい! 」

しかし、着付け教室を選ぶときには、さまざまな不安が生じるのも事実です。
たとえば、

・着付けって習ってまで覚える意味があるの?
・押し売りもよくあるっていうし怖い…
・着付け教室の選び方自体が分からない

このように、疑問や不安が尽きないことから、着付けを習いたい反面、どうしてもハードルの高さを感じてしまうのではないでしょうか? そんな着付け教室に対する疑問や不安が解消するよう、当サイトでは、教室の種類やメリット、トラブル防止のための注意点、教室の選び方までご紹介しています。また東京都で人気の着付け教室も、ランキングで発表しているので、ぜひ参考にしてみてください!

エリア別おすすめ業者はこちら

【東京】

北千住立川池袋新宿上野品川渋谷銀座

【東京】おすすめの着付け教室ランキング一覧!

いち利(銀座本校)の画像1
おすすめポイント:どのコースでもリーズナブルな価格でレッスンやお出かけ授業が受けられる教室

いち利(銀座本校)は、丁寧なレッスンと和やかな雰囲気の教室で生徒さんから高い評価を得ています。多彩なカリキュラムを用意しているので、初心者にも安心して受講できます。

1回のレッスンを500円(税込)で受講でき、お出かけ授業やイベントが豊富にあります。生徒さんからの満足度98.1%という高い評価を得ているのも大きなポイントです。 インスタグラムやYouTubeで着物に関する発信もしているので、そちらもチェックしてみましょう。

いち利の強み

丁寧なレッスンと和やかな雰囲気の教室などが好評!短期間の受講で着物を着られるようになりたいひとにおすすめ!

いち利(銀座本校)の基本情報

実績や評判 「一般財団法人 日本和装協会」認定校!生徒さんからの満足度98.1%
講師のサポート 着物に関する知識と経験が豊富な着物コンシェルジュによるサポートが受けられる
無料体験の有無 無料体験説明会あり
住所 住所:東京都中央区銀座2丁目11-2 銀座2112ビル1・2・3F
TEL:03-5565-1166
営業時間 営業時間:11:00~18:00(火曜定休)
レッスン形式 初級/中級/上級
料金 各1レッスン500円(税込)

いち利(銀座本校)の口コミ評判を集めました

田中里枝
素材や着物の座学も
着付けを習いに行っています。着付けだけでなく、素材や着物についての座学もあり、とてもおすすめです

引用元:https://www.google.com/

RICO
工夫を凝らした方法なども紹介
着付け教室は、週末にいろんな講座を開催しています。 だいたい少人数制で講座の密度は濃くなるので有難いです。 しかも本に書いてあるような知識だけではなくて 工夫を凝らした方法なども紹介してくれます。 あと面白い取り組みだと思ったのは、歌舞伎鑑賞講座でして 出演者から直接解説していただけるのはいいですね。 定期的に行われているようです。

引用元:https://www.google.com/

いち瑠(銀座本校)の画像1
おすすめポイント:「着物を楽しむ」ことに重点を置き、着物に関して幅広く学べる

いち瑠(新宿本校)は、着付けをしっかり学べるのはもちろん「着物を楽しむ」ことに重点を置き、着物を入口として和文化まで学べます。着物を持っていない初心者でも、無料レンタルで着付けを楽しむことが可能です。 TPOに合わせた着物、ヘアアレンジなども教えてくれるので、ただ着るだけでなく楽しみながら学ぶことができます。

いち瑠の強み

「着物を楽しむ」ためのコミュニティ!10代から70代までが通っているので幅広い年齢層におすすめ!

いち瑠(新宿本校)の基本情報

実績や評判 きものdeおでかけ講座の評判・今後(も)通いたい教室・おすすめしたい教室でNO.1に選ばれた
講師のサポート 着付けのコツからコーディネイトまで幅広く相談できる
無料体験の有無 無料体験あり
住所 住所:東京都新宿区西新宿6丁目6−2 ヒルトン東京地下 1階 ヒルトピア内
TEL:03-5990-5469
営業時間 <平日>11:00~20:30<土日> 11:00~19:00(月・火曜日定休)
レッスン形式 初級/中級/上級/極み
料金 初級:550円(税込)/1レッスン
各2時間×全8回
中級:1,100円(税込)/1レッスン
各2時間×全8回
上級:1,100円(税込)/1レッスン
各2時間×全8回
極み:
【初級】受講料:7,700円(税込)/全7回
【中級】受講料:7,700円/全7回

いち瑠(新宿本校)の口コミ評判を集めました

NANA さん 女性
着付けを学べる教室
有楽町から2分くらいのところにある着付けを学べる教室へ1日体験へ行ってみました。 駅からは近いのですが、入り口がわかりにくいので公式サイトで確かめていったほうが良いです。 着物の基本から丁寧に学べるので、初心者でも不安なく進められそうだなという印象を受けました。 先生方も上品な雰囲気でした。 着物でお出かけをした場合のシーン別レッスンもあるそうで、こちらも楽しそうだなと思いました。

引用元:https://www.ekiten.jp/

日本和装(銀座)の画像1
おすすめポイント:レッスン費用が無料!着物や帯の生産過程を知り、日本文化を奥深く学べる

日本和装(渋谷宮益坂)は、レッスン費用が無料にも関わらず、きちんと着物の知識が身に付けられます。20代から60代まで幅広い年齢層の生徒さんが通っている着付け教室です。

また、着物や帯などの生産過程・職人の技を見学できる機会もあり、着付けができるようになるだけではなく、視野が広がり見る目も養われるでしょう

日本和装の強み

着付け教室の費用は無料!費用を抑えながら着付けを学びたい人におすすめ!

日本和装(渋谷宮益坂)の基本情報

実績や評判 品質マネジメントの国際基準ISO9001の認証を取得
講師のサポート 着付け講師歴7~11年のベテラン講師による本格的なサポートが受けられる
無料体験の有無 不明
住所 住所:東京都渋谷区渋谷2丁目19−19
TEL:0120-154-829
営業時間 不明
レッスン形式 きもの着付け教室
週1回2時間・6回
料金 無料
※一部実費負担有(懇親会でのお茶・お茶菓子代300円以内、TPO講座&販売会時の交通費と昼食費)

日本和装(渋谷宮益坂)の口コミ評判を集めました

酒井芙美
着付けができるようになった
授業は楽しく受けられました。 自分でもちゃんと着られるようになったので満足です。 販売会はとにかく物が綺麗で圧倒されました。 良い経験になったと思います。

引用元:https://www.google.com/

大地みすず
着物に詳しくなれる
ベルトを使って楽に着れるというのは有難い。また、セミナーで帯の製造を知れたり等、面白いと感じることも多々あった。 着付けだけじゃなく、着物周りの事を知りたい、勉強したいと思う人には良い教室だと思う。

引用元:https://www.google.com/

彩きもの学院(新宿校)の画像1
おすすめポイント:細かなポイントも丁寧に教えてくれる!美しく着るための技術が身に付けられる

彩きもの学院(新宿校)は、着物が着られるようになるだけでなく、美しく着るための技術を一から教えてくれる着付け教室です。和文化を学び、さらにステップアップとして着付け講師となる道も用意されています。

全8回・2ヵ月のコースを無料で受講できるのも、彩きもの学院ならではの魅力です。着物でのお出かけや交流会、お茶会などのイベントもあります。

彩きもの学院の強み

少人数だから集中して学べる!自分のペースで着付けを学びたい人におすすめ!

彩きもの学院(新宿校)の基本情報

実績や評判 技術の追求・おしゃれの追求・知的空間の追求を目標にしてきて20年!朝日広告賞にも入選
講師のサポート 少人数制で講師の丁寧なサポートを受けられる
無料体験の有無 全8回の無料体験レッスンあり
住所 東京都新宿区西新宿7-8-12 昇立西新宿ビル3F
TEL:03-5348-0213
営業時間 不明
レッスン形式 入門科/基礎科/研究科/経営科/きもの大学
料金 【入門科】
入学金・受講料0円(教材費・レンタル代別)
【基礎科】
授業料:72,000円
教材費:5,400円
資格受験料:3,000円
資格認定料:30,000円(三級着付講師認定証)
【研究科】
授業料:78,000円
教材費:12,300円
資格受験料:5,000円
資格認定料:50,000円(二級着付講師認定証)
【経営科】
授業料:66,000円
教材費:なし
資格受験料:7,000円
資格認定料:70,000円(一級着付講師認定証)
【きもの大学】
授業料:40,000円

彩きもの学院(新宿校)の口コミ評判を集めました

青木良子
講座の料金が無料
新宿ちかいし、8回講座が、無料。6900円のテキスト代が必要だけど、ペ―パ―ではなく、着付けに使う物で良心的。 レンタルもあるから手ぶらでも行ける。

引用元:https://www.google.com/

猫ピリン さん 女性
いいですよ
駅から近くて通いやすいです。 近所の会社のOLが会社帰りに来てます。 丁寧に指導してくれるので、理解しやすいです。 短期間で着付けができるようになりました。 日本女性ですから着物を気軽に着れるのは大事なことだと思います。

引用元:https://www.ekiten.jp/

長沼静きもの学院(渋谷)の画像1
おすすめポイント:経験豊富で指導資格を持つ講師から、きものの歴史など幅広く学べる

長沼静きもの学院(渋谷)は、経験豊富な講師から着付けの技術を身に付けるだけではなく、着物の歴史・所作・マナーなど幅広く学ぶことができます。レッスンは都合よく合わせられるように3つの時間帯から選択、振替も可能。

自分のペースで楽しみながらレッスンに通えます。卒業後、資格取得やスタッフ登録制度などのフォローも充実しています。

長沼静きもの学院の強み

着物の歴史や約束事、所作やマナーが学べる!和のマナーや教養を身につけたい人におすすめ!

長沼静きもの学院(渋谷) の基本情報

実績や評判 70年以上の歴史を誇る学院
講師のサポート 最高の技術と指導資格をもつ講師陣による指導が受けられる
無料体験の有無 無料体験あり
住所 住所:東京都渋谷区渋谷2-14-10 NAGANUMA bldg. 3F
TEL:03-6855-6190
営業時間 1部 2部 3部 平日 10:00〜12:00 14:00〜16:00 18:30〜20:30 土曜 10:00〜12:00 14:00〜16:00 (日曜・祝日は定休)
レッスン形式 きもの着付科/着付師育成科/3日間カンタンきもの入門講座
料金 【きもの着付科】
期間:3~5ヶ月
授業料:41,580円~158,400円
【着付師育成科】
期間:12月
授業料:216,480円
【3日間カンタンきもの入門講座】
期間:3日間
授業料:10,890円

長沼静きもの学院(渋谷)の口コミ評判を集めました

奈美子
優しい指導
先生方がとても優しく指導してくれるので、とても楽しく勉強出来ます。

引用元:https://www.google.com/

東京でおすすめの着付け教室のアクセス一覧

その他:東京の着付け教室一覧紹介

「着物を着られるようになりたい!」と考えている方におすすめなのは着付け教室に通うことです。しかし、東京には大変多くの着付け教室が存在しますから、その分「自分が通うべき教室がどこなのかわからない…」という方もたくさんいることでしょう。今回はそんな方のために、青山きもの学院青山本校の特徴についてご紹介させていただきます。

基本情報
実績や評判 創立50年、全校で500人の生徒がいる
講師のサポート 少人数制で安心のサポート
無料体験の有無 あり
住所 〒107-0062
東京都港区南青山5-7-17
小原流会館5階
営業時間 日によって異なる※詳しくは公式サイトをご確認ください
レッスン形式 初心者コース/研究科コース/師範科コース/など
料金 初心者コース:9,900円/月
研究科:7,700円/月
師範科(昼):11,000円/月
師範科(夜):11,000円/月

着付けを勉強したいと思ったらまず、通う教室選びが頭を悩ませるポイントになることでしょう。希望を叶えるためには、さまざまな教室を比較する必要があります。しかし、東京にはたくさんの着付け教室があるため、「どこを選べばいいの?」というお悩みも大きくなりがちです。今回はそんな方のために、彩華文化学院の特徴をご紹介いたします。

基本情報
実績や評判 地元で40年長く親しまれている
講師のサポート 卒業後も特別レッスン、講義を受けられる
無料体験の有無 あり
住所 〒164-0001 東京都中野区中野3丁目34番15号中村ビル4階
営業時間 毎週火・木・土
【午前の教室】
10:30~12:30(火・木)10:0012:00(土)
【午後の教室】
13:30~15:30
【夜間の教室】
18:30~20:30(火・木)16:00~18:00(土)
レッスン形式 【本科】
習得期間:7回/認定:着付講師五級
【高等科】
習得期間:12回/認定:着付講師四級
料金 入学金:5,500円
【本科】
受講料:22,000円(税込)
【高等科】
受講料:38,500円(税込)

典雅きもの学院は全国に約100教室以上を展開し、1レッスン550円(税込)から受講できる着付け教室です。目的によってコース選びができ、自分に合った着付けの学び方ができます。今回の記事では、典雅きもの学院・青いとり池袋校の特徴について紹介します。着付け教室を探している方は必見!しっかりチェックして、参考にしてみてくださいね。

基本情報
実績や評判 60年以上の歴史と伝統
講師のサポート 少人数制でしっかり学べる
無料体験の有無 あり
住所 東京都豊島区南池袋2-8-1 角田ビル4F
営業時間 10:00~18:00 (水曜定休日)
レッスン形式 自分で着たい/人に着せたい/自分で着たい、人にも着せたい/プロを目指したい
※各目的別でコース・料金が異なります。
詳しくは公式サイトをご確認ください
料金 ※各目的別でコース・料金が異なります。
詳しくは公式サイトをご確認ください

きものは日本が世界に誇るべき伝統文化であり、民族衣裳です。着物離れが心配された時期もありましたが、今では女子大生に加え、小学生の卒業式も着物で参加するようになりました。卒業式に入学式、自分で着物を着て出席できたら、すてきですよね。ここでは老舗の着付け教室、「装道礼法きもの学院東京本校」の特徴を解説します。

基本情報
実績や評判 日本最古のきもの教室。78,000人以上の修了生を輩出
講師のサポート 不明
無料体験の有無 あり
住所 〒101-0045 東京都千代田区鍛冶町1-8-2 スズトミビル
営業時間 月~金:午前9時~午後5時30分
土:午前9時~午後4時
休校日:日・祝日
レッスン形式 きもの入門コース/きもの初級コース/きものプロ養成コース/
料金 【きもの入門コース】
入学金:10,000円(税抜)
教材費:6,000円(税抜)
授業料:31,000円(税抜)
学友会費:2,000円
装道会費:7,000円
【きもの初級コース】
入学金:10,000円(税抜)
教材費:6,000円(税抜)
授業料:62,000円(税抜)
学友会費:4,000円
装道会費:7,000円
【きものプロ養成コース】
入学金:10,000円(税抜)
授業料:186,000円(税抜)
教材費:6,000円(税抜)
学友会費:12,000円
装道会費:7,000円

円居(まどい)は東京・日本橋にある着物ショップで、仕立てから小物販売、着付け教室、レンタルまで幅広く着物に携わっています。レンタル着物はアンティーク物や婚礼衣装、成人式の振袖など多くの種類を取り揃えています。今回の記事では、円居の特徴などを紹介していきましょう。しっかりチェックして、参考にしてみてくださいね。

基本情報
実績や評判 補正がなく、紐が少ない楽な着心地が学べると評判
講師のサポート 基本的にはマンツーマンレッスンを受けられる
無料体験の有無 なし(体験1,100円)
住所 東京都中央区日本橋浜町2-5-1東洋浜町ビル3F
営業時間 11:00~18:00
定休:火曜日・水曜日(年末年始をのぞく)
レッスン形式 自分で着られるコース/人に着せられるコース/人に教えられるコース
料金 【自分で着られるコース】
1回2時間、全15回
受講料:88,000円(税込) テキスト代:990円(税込)
【人に着せられるコース】
1回2時間、全20回 受講料:176,000円(税込)
【人に教えられるコース】
1回・2時間、全10回 受講料:110,000円(税込)

倉敷市で注文住宅を検討しているけど、どこに頼めばいいのだろう。これから長く住む家なので失敗はしたくないうえ、きちんと相談に乗ってくれるところがいいですよね。岡山県南を施工エリアに持つ平屋専門工務店の木まま。他とは少し違う住みやすさにこだわり抜いた特徴と、各種サポートの厚さが自慢の会社です。

基本情報
実績や評判 短期集中できもの講師や着付師などの着物のプロを育てるコースがある
講師のサポート 不明
無料体験の有無 不明
住所 東京都港区北青山3丁目5番9号
カプリ北青山2階
営業時間 10:30-18:00
レッスン形式 きもの講師養成コース/着付師養成コース/【3日間完結】カジュアルきもの着付師養成コース
料金 【きもの講師養成コース】
通常140,000円+税
【着付師養成コース】
140,000円+税
【3日間完結】カジュアルきもの着付師養成コース
60,000円+税/お一人あたり
※キャンペーンで割引を行っている期間や、受付時期が限定されている場合があります。詳しくは公式サイトをご確認ください。

着物はどんなシーンで必要?みんなのイメージをWEBアンケートで調査!


現在の日本では、日常的に着物を着るシーンはそれほど多くないかもしれません。ですが改めて考えてみると、必須とはいかないまでも、着物があればコーディネートの幅が広がる場面はたくさんあります。

そこで本サイトではWEBアンケートを実施し、どのようなときに着物を着るイメージがあるのか調査してみました。このアンケートの結果を踏まえながら、着物が活躍するシーンについて一緒に見ていきましょう。

東京の着付け教室についてのアンケート結果画像1

1番回答が多かったのは「結婚式や成人式(39%)」です。着物と聞いて結婚式や成人式を真っ先に思いつく方が、やはり多くを占めているようですね。

特に成人式は振袖のイメージが非常に強いように感じます。成人式は大きなお祝いごとのひとつですし、彩り華やかな振袖はぴったりな装いと言えるのではないでしょうか。

また、男性であってもスーツではなく袴姿で成人式に出席する方は一定数いるようです。最近は男性向けの着物レンタルや着付けサービスを実施する店舗もあるようなので、その影響かもしれませんね。

結婚式というのは、神前式や仏前式など日本の伝統的な挙式スタイルのイメージからでしょう。ウェディングドレスではなく、白無垢(しろむく)や色打掛(いろうちかけ)といった和装には、また違う魅力があります。

2番目に回答が多かったのは「初詣や年始(20%)」です。家族や友人と初詣に行く際、もしくは新年のあいさつに行く際などに、着物を着ていく方はわりと多そうですね。

3番目に回答が多かったのは「入学式や卒業式(18%)」です。恐らくお子さんの晴れの舞台に、親として着物を着ていくようなイメージでしょうか。

思えば私の入学式や卒業式でも、着物を着ている保護者の方は少しですがいらっしゃった気がします。

そのほか、少数意見としては「お稽古事」「お祭り」「芸術鑑賞」「カフェ」などがありました。私が思ったよりもさまざまなシーンで、着物を着るイメージを持つ方がいるようですね。

東京の着付け教室についてのアンケート結果画像2

続いて、もうひとつのアンケートで自ら着付けができるかを聞いてみたところ、約90%の方が「いいえ」と回答しています。やはり着物に興味はあっても、自分で着付けをするのはハードルが高いと思っている方が大半のようです。

そこでここからは、着付けを学ぶことができる「着付け教室」について、さまざまな角度から解説していきます。ぜひ最後まで読んでいただき、参考にしてみてください!

どんな目的で着付け教室に通う人が多いの?


どんな目的で着付け教室に通う人が多いの?
昔であれば誰でもあたり前に着物の着付けができていたのに、現在では教室で教えてもらうことが一般的になりました。とはいえ、インターネットでも学べそうなのに、あえて着付け教室へ通わなければならない目的とは、一体なんなのでしょうか?

自分で着物を着たい

着付けの技術は、インターネットや専門書によって得ることもできますが、実際に手取り足取り教えてもらえる着付け教室に通う方が、より美しく着こなすことができるでしょう。そのため着付け教室には、自分で着物をきれいに着付けられるようになりたい、という目的で通う方が多く見られます。

たとえば、自分ではしっかり着付けができていると思っても、ほかの人と比べて違和感があったり、だんだん襟がゆるんでしまうといったトラブルは、身に覚えのある方も多いのではないでしょうか? かといって、へたに対処してしまうと、さらなる着崩れを引き起こしてしまうおそれがあります。

しかし着付け教室では、オーソドックスな着付けの技法を得ることができますし、さらに着崩れしにくくなる方法や、楽に着物を着こなせる方法なども教えてもらえるでしょう。

たとえば、初心者の方だと、正規の方法ではない着付けをしてしまって、苦しくなったり着崩れしてしまったりすることも多々あります。ですが、着付け教室で学ぶことで、楽に着物を着られるようになって、さらに分からないことがあれば、その場ですぐに質問して解決できるでしょう。

着付けをしてあげたい

また、着付け教室に通う方の中には、人に着せる技術を学びたいという方もいます。お子さんやお孫さん、友人に着付けをすることができれば、着物を楽しむ幅が広がるでしょう。

30~40代の働き盛りの女性だと、家事や仕事、育児に追われ、多忙である中で、空いた時間を利用し、着付け教室に通うことを希望している方が増えています。大手の教室の場合、テレビや雑誌でも広告を見る機会があるかと思いますが、一方で広告を出していない教室は宣伝費を抑えているため、比較的リーズナブルに受講できることから、幅広い年代の方々が通っています。

昼間は仕事で忙しいという方でも、夕方からの授業を実施している教室も増えているので、安心して申し込むことができます。また40~50代ぐらいになると、子どもが大きくなり、時間に余裕も出てくるので、着物の着付けを学びたいと思う方が増える時期ともいえるでしょう。

木綿やウール製の着物は、比較的リーズナブルな価格設定となっていますし、カジュアルに着こなす場合に利用する方も多く見られます。着付けができるようになれば、自分で楽しむことはもちろん、お子さんやお孫さん、友人などの着付けを手伝うことができ、喜んでもらえるでしょう。

仕事にしたい

実際に評判のいい着付け教室では、自装以外にも、他装をはじめとする豊富なコースを用意しているようです。

自分で着るのと、他人に着せるのとでは、その技術も異なります。着付け教室では、着物の基本知識をはじめ、自分で着る技術を教えてもらうことが前提となりますが、中には、自分ではなく人に着せたいというケースも見られます。

実際、自分の着付けだけなら、そう難易度は高くありません。ですが、帯や着物の格式、紋や素材による慣例を知らずに人に着せるというのは難しいでしょう。他装のコースでは、着付け師を養成するようになっているので、着る人の立場・目的・礼儀や格式に準じた着物の組み合わせが提案できるようになります。

着付け教室は、趣味を楽しむために通うのが一般的ですが、プロを目指す目的で通う方も多く見られます。着付けの知識や技術が得られれば、着付け教室での講師として働くことができますし、将来的に独立開業することもできるでしょう。

また、プロの着付け師はほかにも、呉服店や貸衣装店、ブライダル、写真スタジオといった場で働くこともできます。特に花嫁衣裳や振袖といった、難易度の高い衣装を着せることができれば、高収入につながるでしょう。

以上のことから、着物に関する知識や着付けの技術は、教室に通わなければ補えないことが、お分かりいただけたかと思います。教室で学ぶことで、より本格的に着物について学ぶことができるでしょう。


・着付け教室ではより正確な着付けの方法が学べる
・人に着せる技術が学べて資格をもったプロにもなれる

着付け教室にはいくつか種類があるの?


着付け教室にはいくつか種類があるの?
着付け教室で本格的に着物のことを学べるといっても、教室自体はいろいろな種類があるため、どこを選ぶべきなのか迷ってしまうのではないでしょうか?

ここでは、たくさんある着付け教室の、それぞれの違いについて知っていただけるよう、種類別に解説しています。

大手教室

大手の着付け教室は学習塾や予備校のような学校形式で、駅から徒歩圏内の場所にあり、たくさんの生徒を集めて講義をしています。授業形式としては、マンツーマンから少人数制、グループ講習など、教室によって異なりますが、所定のカリキュラム通りに、徐々に知識や技術を身につけていくかたちになるでしょう。

また、大手着付け教室で学び、免許状を取得した人が、「認定校」として個人宅で生徒を集めて教室を開くケースもあります。

一応、大手着付け教室がバックの認定校として開校されていますが、自宅の一室を利用して教えていることが多いため、感覚的には個人運営による教室に近いでしょう。明確な違いとしては、所属する着付け教室のテキストを使用し、カリキュラムもそれに従うかたちとなるので、大元の着付け団体の資格を取得できます。

呉服店の教室

呉服店のような着物関連企業が、独自に着付け教室を開講しているパターンもあります。基本的に街中に店舗を構えており、看板も控えめになっているので、大手の教室と比べると、気づきにくいかもしれません。

呉服店の着付け教室は、店舗の一角を利用して開いており、レッスン費用は比較的安く設定されているところが多いようです。また呉服店の着付け教室は、あまり宣伝を過度に行ってはいません。費用を抑えながら着付けを学びたい方にとっては、非常に魅力的な教室といえるでしょう。

しかし一方で、広告費がかかるため宣伝を控えていることから、店内の一部で、ひっそりと教えていることが多く、教室を見つけることが難しいかもしれません。また、あくまでも呉服店としての事業が主な業務なので、大手の教室ほど、ガッツリと授業の日程を調整できるとは限らないでしょう。

とはいえ、呉服店の着付け教室は安価ですし、習いやすいというのも事実です。

特に呉服店とつながりがあったり、もともと着付けはできるけど気になることがある、もう少し上手に着付けをしたい、という場合だと、かえって大手の教室では、お金や時間もかかってしまうでしょう。呉服店で定期開催している着付け教室なら、自分が習いたい内容だけ聞くことができるので、2時間くらいのレッスンをワンコインで受けることができます。

また、着物を豊富に取り扱っているので、さまざまな着物にふれあえますし、和装のトレンドをいち早くキャッチできるでしょう。

個人教室

個人が個人宅で、あるいは公民館などで教えている着付け教室もあります。このタイプの着付け教室の講師は、大手着付け教室などで資格を取得し、独立して教室を開いた方や、着付けに長く携わってきた方などが多いでしょう。

個人教室は、基本的には決まったカリキュラムはありませんが、講師の裁量で教える内容を決めることになり、生徒の意向に沿ったカリキュラムを組む場合があります。また出張教室をしている個人教室では、小さなお子さんがいても気兼ねなく学べることがメリットとなるでしょう。

ただし、資格は取得できないので、単純に個人で楽しむために学びたいという方に向いています。また大手が長い期間をかけて教える姿勢なのに対し、個人教室は短期間で着付けの技術を習得することになるため、その中で技術が身につくための努力はしなければなりません。しかし、あくまで着ることがメインとなるので、料金は安く設定されているでしょう。

着付け教室は種類ごとに特徴があり、生徒のニーズによって、選択肢が変わるということが分かりました。着付けをどう学びたいのか、目標をはっきりさせて、技術を身につけるといいでしょう。


・教室ごとに生徒のニーズは異なる
・教室ごとに開講のタイミングや料金は異なる

着付け教室に通うのと独学で勉強するのとどっちがおすすめ?


着付け教室に通うのと独学で勉強するのとどっちがおすすめ?
動画サイトやまとめサイトなどを利用すれば、無料で着付けを学ぶことも可能です。とはいえ、お金がかかるはずの着付け教室もまた、需要があります。

もちろんそれぞれにメリットはありますが、実際はどちらを選ぶといいのでしょう?

独学で学ぶメリット

着付けを独学で身につけるメリットといえば、やはり「お金がかからない」ということに尽きます。勉強法のひとつとして、ネット環境さえあれば無料で学ぶことができるでしょう。また、繰り返し動画をチェックできるので、勉強しやすいといえます。

着付け教室は、授業形態や学習内容、受講費もさまざまですが、地域によっては、そのさまざまな選択肢が限られてしまうのは否めません。その点については、独学ならではのメリットとなるでしょう。

インターネット上の動画だけでなく、DVDや書籍を購入して学べば、教室に通うより安あがりになることもあります。費用が教材だけで済む独学に対し、着付け教室は数か月間の受講費用がかかります。

独学は、お金以外にも学習時間の柔軟性においてメリットがあります。着付け教室に通うとなると、決まった時間帯に授業を受けなければなりません。日々の生活が忙しい方が時間を作るのは、なかなか大変でしょう。

教室で学ぶメリット

着付けには知識が問われるものから、指導を重視しているものまで、さまざまな資格が用意されています。マナーや立ち振る舞い、用語の知識、着物の扱い方、歴史など、その知識と技術は、非常に多岐にわたるでしょう。

また、中には国家資格もあるため、着付けを教える活動を検討しているのであれば、取得するに越したことはありません。民間資格に関しても、教室に通わなければ取得できないものもあります。

単純に着付けを覚えたいだけなら資格は不要かもしれませんが、やはり動画や書籍による独学だけになってしまうと、厳しいものがあるといわざるを得ません。独学だと、着物に関する知識や扱い方は理解できたとしても、間違いを指摘してくれる人はいませんし、難解な専門書を初心者が誤解することなく理解するのは、難しいでしょう。

また動画で学ぶ際に注意したいのが、細かい説明が省かれてしまっていることもあるということです。少なくとも初見だけでは、理解が追いつかないことが考えられます。分かったつもりで、そのまま学んでしまうと、間違ったクセがついてしまうこともあるでしょう。

しかし教室に通えば、分からないことがあっても、すぐに質問できるため、疑問を放置せず、間違った理解を残すことなく学べます。また独学だと、着物を自前で用意しなければなりませんが、すでに着物が用意されている着付け教室では、教室へ手ぶらで通うことができます。

独学でも着付けの知識や技術は、多かれ少なかれ習得できますが、やはり正確にバランスよく学んでスキルアップしたいのなら、着付け教室に通う方が賢明です。特に着付けの仕事をしたい方なら、なおさらでしょう。


・独学だと学習費用は安いが正しく学べない懸念もある
・正確な知識と技術を身につけるなら着付け教室

着付け教室で注意したいトラブルって?


着付け教室で注意したいトラブルって?
一方で注意したいのが、着付け教室では、さまざまなトラブルが発生しているという実態についてです。しばしばニュースになることもあるため、ご存知の方も多いかと思いますが、押し売りなどのトラブルが頻発していることから、せっかく着付けを習いたくても、そのような理由で泣く泣く断念してしまった方も、きっと少なくないのではないでしょうか。

ここからは、着付け教室において起こりがちなトラブルについてまとめます。あらかじめチェックしていただくことで、失敗を避けやすくなるでしょう。

無料商法

実際にあった事例のひとつですが、地域情報誌に掲載されていた着付け教室の広告で、手もちの着物があれば無料で受講できるというものでした。

その内容は、希望者は着物を購入できるが、売り込みはせず、無料受講が可能な理由としては、全国の織物組合・企業による後援や協賛金によって運営しているため、というものです。しかし、実態は大きく違っていました。その教室では帯を押し売りされたとのことで、数時間にわたって複数の店員に囲まれて購入を迫られたそうです。

この場合、そもそもなぜ無料なのか、教室を支えている「組合」や「企業」の存在について疑問視しなければなりません。そこには、無料でたくさんの生徒を集め、その生徒に商品を販売することで、負担した経費を回収させ、赤字を避けるという「ノルマ事情」が関係しています。この構造がある以上、その教室では押し売りを余儀なくされてしまうでしょう。

展示会でのセミナー販売

セミナーと称して販売会や展示会を行う教室では、セミナー自体が必須講座となっており、受講しなければ修了できないシステムになっている例が少なくありません。

セミナー販売では、高級な着物が美しく展示され、帯や小物も見栄えよく展示されています。そのため、その会場のムードに引き込まれて、着物をつい買ってしまったという事例はあとを絶ちません。

着物が好きだからこそ、いい着物を見ればほしくなってしまうのは当然のことでしょう。また、新しいデザインの着物を見て、もっている着物のデザインの古さが恥ずかしくなり、「今すぐ買い換えなきゃ! 」と気が焦り、衝動買いしてしまうケースもあります。反対にほしくなかったとしても、「買わなければ、その後の授業が受けにくくなる」と考えてしまい、しぶしぶ購入される例も見られました。

またセミナー販売では、スタッフに四方八方囲まれて、購入するまで帰してくれなかったというトラブルも起こっています。ほかにも会場まで、専用バスに乗せられ連れて行かれる、という怖い実態があることも気をつけなければなりません。

高額な免許や資格

着付け教室によっては、一定の技術を習得することで、免許や資格を取得できるケースがあります。とはいえ、そのためにかかる費用は、教室によってさまざまでしょう。そのため、あらかじめどのくらいのコストがかかるのか、確認しておくことをおすすめします。

また、資格取得を目指しているわけではないのに、そのための費用が発生する上級コースへ、強引に入会させるトラブルも起こっているので注意しましょう。

受講期間が長い

着付け教室によってカリキュラムはそれぞれ違い、それにともない技術や知識を学ぶ期間も変わってくるでしょう。中には、たったひとつの技術を習得するのに3~4年もかかってしまったり、長期間通っているのに着付けが上達する気配がない、上級コースにいかないと着付けが上達する気配がないといったトラブルも発生しています。

このような事態を避けるには、まず原点に立ち返り、「なぜ着付け教室に通うのか」という、目的を明確にさせることが大事でしょう。それにあたり、一人で着物を着付けられるようにはどれだけ期間がかかるか、資格取得までの最短期間はどれほどかかるかなどをあきらかにし、自分にピッタリな教室やコースを選ぶようにしてください。

無料商法やセミナーなどで販売される着物や帯、小物などは、とても気軽な値段で買えるものではありません。それでも無理に買わせようとすることも想定し、もしそのような状況に巻き込まれてしまったら、毅然と断る姿勢を貫きましょう。

また悪徳業者でなくとも、教室やコースの選び間違いによって、トラブルになってしまうこともあります。この場合、どの程度まで着付けができるようになりたいのかを明確にすることで、選択肢が絞られるでしょう。


・押し売りも想定し即決での購入はかたくなに拒否すること
・どこまで学ぶか整理して教室やコースを選ぶこと

満足できる東京の着付け教室選びのポイントって?


満足できる東京の着付け教室選びのポイントって?
それではいよいよ、東京都の着付け教室を選ぶためのポイントについて解説します。以下をしっかり押さえて調べておくことで、多くの方が懸念しているであろう押し売りなどのトラブルが起こりやすい着付け教室を回避することができます。

カリキュラムの充実

着付け教室は、カリキュラムが充実していることで、より着物を着ることへのモチベーションが増すでしょう。

まずは、自分に最適な講座があるかをチェックしてください。たとえば、自分で着られるようになりたいのなら「初心者コース」、人に着付けをしたいのなら「着付師コース」、資格をとって着付けのプロになるのなら「師範コース」などがあるかを調べましょう。

しかし、最初はただ「着物を着られたらいい」という考えの人でも、学ぶうちに「人にも着せたい、プロになりたい」と気持ちの変化が起こるかもしれません。そこまで先のことを考えるのなら、初級~上級までコースを幅広く用意している教室を選ぶのがいいでしょう。

評判のいい教室ほどカリキュラムもさまざまです。着物の歴史を学べたり、茶道教室を開催しているところは、世代を問わず人気があります。

費用が安い

比較的大手の場合だと、初心者向け講座の受講料の相場は、月額1万円前後となっているようです。

しかし、着付け教室ではこのほかにも、入会金や教材費といった費用が別途発生することもあるでしょう。ほかにも、独自の道具によって着付けをする教室の場合だと、その道具を購入しなければならない場合もあります。

また、受講料が安い教室の場合、押し売りなどのトラブルが起きるケースがあることも否定できません。しかしその反面、本当に安くて良心的な教室があるのも、また事実です。

そのような教室を見つけるためにも、受講料はもちろん、ほかにどんな費用がかかって、総額でいくらになるのか、前もって確認するようにしてください。

口コミ・評判

この着付け教室は信頼できるか、内容は充実しているのか、といった不安は、教室に入会する前に解消しておきたいものです。その方法のひとつとなるのが、口コミ・評判を知ることでしょう。

あくまで参考程度ではありますが、そこに通った生徒の方々の意見を目にすれば、信頼性や充実度が垣間見えます。また、公式ホームページに生徒の声お客さま満足度を掲載している教室もあるので、チェックしてみましょう。

注意したいのが、先述したように着付け教室は押し売りも多いことから、イメージの悪さが先行し、まっとうな教室でも実際に通ったことがない人の判断で、「○○な着付け教室はおすすめしません」という決めつけの口コミ・評判がしばしば見られるということです。このようなネガティブな書き込みは、ブログやQ&Aサイトで特に見受けられますが、せめてその教室に実際に通ったという人の意見を参考にするようにしましょう。

授業やイベントで実践機会を提供

たとえば、生徒が着物でお茶会やパーティー美術鑑賞などをする授業やイベントが豊富な教室もあり、習得した技術を活かしながら、着物でお出かけすることの楽しさを実感することができるでしょう。

このような機会があることで、着物を通して共通の友だちが増えるほか、着物を着ているときにふさわしい立ち居振る舞いやマナーを実践できるといったメリットがあります。そのため、ほかの着物好きな方々と交流したい、あるいはひとりで着物を着て出かける機会がないという方には、このような授業やイベントを取り入れている着付け教室がピッタリでしょう。

振替・チケット制

着付け教室は、月額制とチケット制に分かれています。

月額制のレッスンは、曜日や時間帯が決まっていますが、この場合、出席/欠席に関わらず、一定の料金を支払わなければなりません。この制度だと、普段仕事をしていて忙しい方にとっては、料金を支払っているにもかかわらず、十分に学ぶことができない懸念があります。そのため、振替制度に対応しているかどうかをチェックしておくことが大切です。

チケット制の場合、曜日などが決まっておらず、好きなタイミングで講座に参加できることから、ニーズの高い制度となっています。なお、チケットの料金やまとめ買い割引などについては、教室によって異なるため、それぞれ違いを比較してみてください。

また、大人数で講座を開いている教室だと、生徒ひとりひとりにあわせた日程調整に対応できないことも考えられます。そのため、定期的に出席できるか不安のある方は、少人数制のところ、あるいははじめから振替やチケット制に対応しているところを選びましょう。

着物レンタルなら手ぶらで参加できる

着物のレンタルに対応しているかどうかもポイントです。対応していない教室の場合だと、まず着物をはじめ、体のサイズにあわせたや巾着、かんざしといった各種小物をそろえなければなりません。

すでに持っていればいいのですが、これらを購入して用意するとなると、初期費用がかかってしまいます。また単純に、数も多いですし、持ち歩くのが手間となります。

そのため、こうした着付けアイテム一式をレンタルできる教室だと、手ぶらで手軽に通うことができるでしょう。もちろん、着物レンタルに対応しているからといって、絶対にレンタル品しか使えないというわけではありません。自分の着物の方が練習しやすいという方もいますし、いずれにせよ、ご自身にとって都合のいいサービスを選んでください。

フォロー講座

着物を着る機会がなく着付けの方法を忘れてしまったり、帯の結び方がうまくならないなど、「卒業後も受講できる」あるいは「自分が覚えたいところだけ習いたい」といった、ピンポイントな要望に応えたフォロー講座を用意している着付け教室もあります。

「ここだけ直しておきたい! 」という場合に、本格的な講座に通う必要はないですし、このような柔軟な講座があると非常に便利でしょう。

選ぶことに何かと不安のある着付け教室ですが、いい教室を選べば、充実した学びを得ることができます。また、調べるだけでなく、体験教室に行ってみることも検討してみましょう。


・自分の都合に対応できる教室・コースを選ぶこと
・何にどれだけ費用がかかるか確認しておくこと

東京で着付けについて学びたいのであれば、着付け教室へ通うのがおすすめ!

着物の着付けを習うことで、品のいい女性として自信を持つことができます。一方で、着付け教室を選ぶ際に注意すべきポイントは少なくありません。しかし、もし押し売りなどのトラブルに巻き込まれても、ここでのアドバイスを押さえておくことで、対処しやすくなるでしょう。

そして着付け教室にはいろいろなタイプがありますが、生活圏から無理なく通えて、続けやすく覚えたいことが身につけられるところを選ぶことが大切です。不安や不明点があれば、各教室に問い合わせてみるのもいいでしょう。

【東京】おすすめの着付け教室の一覧表まとめ

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会社名いち利いち瑠日本和装彩きもの学院長沼静きもの学院
特徴丁寧なレッスンと和やかな雰囲気の教室などが好評!短期間でスキルが身につく「着物を楽しむ」ためのコミュニティ!10代から70代まで幅広い生徒が通っている着付け教室の費用は無料!費用を抑えながら着付けが学べる少人数だから集中できる!仲間とともにじっくりと着付けが学べる着物の歴史や約束事、所作やマナーが学べる!和のマナーや教養も身につく
実績や評判「一般財団法人 日本和装協会」認定校!生徒さんからの満足度98.1%きものdeおでかけ講座の評判・今後(も)通いたい教室・おすすめしたい教室でNO.1に選ばれた品質マネジメントの国際基準ISO9001の認証を取得技術の追求・おしゃれの追求・知的空間の追求を目標にしてきて20年!朝日広告賞にも入選70年以上の歴史を誇る学院
講師のサポート着物に関する知識と経験が豊富な着物コンシェルジュによるサポートが受けられる着付けのコツからコーディネイトまで幅広く相談できる着付け講師歴7~11年のベテラン講師による本格的なサポートが受けられる少人数制で講師の丁寧なサポートを受けられる最高の技術と指導資格をもつ講師陣による指導が受けられる
無料体験の有無無料体験説明会あり無料体験あり不明全8回の無料体験レッスンあり無料体験あり
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