着付け教室にはどのくらいの頻度で通うのがおすすめ?

公開日:2023/05/15

初めて着付け教室に通うなら、心配や疑問に思うこともいろいろとあるでしょう。たとえば、通う頻度はどのくらいがちょうどいいのか、着付け教室ではどんなことを学べるのか、どのような人たちが通っているのかも知りたくなるかもしれません。それらの疑問についてくわしく説明しましょう。

着付け教室はどんな人たちが通っている?

着付け教室には幅広い人たちが通っています。日本人なら着物を着られるようになっておくべきと習い始める人もいれば、習い事のひとつとして着付けを選んだり、着物を着る機会が多いお稽古事をしていたり、あるいは着物が好きだからという人もいるでしょう。

年齢層も幅広く10代や20代、50代以上や還暦を過ぎて習い始める人もいます。着付けは年齢に関係なく誰でも覚えることができる技術ですが、誰もが同じようなスピードでとんとん拍子に覚えられるわけではありませんし、何度も迷ったり間違ったりしてようやくクリアできるケースも少なくありません。

しかし、着付けを習いに通っている人たちは、着付けを学びたいという意思をもって通っている人たちなので、ともに楽しく学べるはずです。

着付け教室で学べる内容

着付け教室でなにを学べるのか、それは授業を受ける側のレベルにより内容が変わってきます。

着付け初心者向けのコースの場合

着物の着付けだけでなく、そもそも着物自体くわしくないという人でもOKのコースは、基礎コース・初級コース・入門コースなどと呼ばれています。

まず着物の種類や名前の紹介から始まり、着物を着たときの所作やマナーなど知っておくべき基礎知識を勉強するのです。そしてもちろん、座学だけでなく実際に着物の着付けを行う授業もあります。初心者向けの実技の授業では、比較的かんたんに着ることができる浴衣や普段着を用いることが多いです。この実技はとても大切な授業となり、基礎中の基礎なのですがここでしっかりと覚えることで技術の上達が早くなります。

また、着物を着るときは着物用の下着も必要になりますが、そんな下着の身につけ方も習い、脱いだ着物のたたみ方も学べるでしょう。着物は帯をきれいに結べるかどうかで仕上がりが大きく異なりますが、初心者ならまずベーシックは結び方を習得できるようにします

中級コースから上級コース

すでに着付けの基礎が身についている人や初級コースでしっかり学びさらに着付けを学びたい人などが、中級コースや上級コースを選びます。間違いなく着付けができるだけでなく、さらに早く、よりきれいに着られるように技術を学ぶことができ、何度も回数を重ねその都度先生に確認してもらい、技術の向上を目指すコースです

中級~上級コースのカリキュラムの例をあげると、普段着以外の小紋や留袖、振袖などの着付けを学ぶほか、自分以外の人への着付けも学びます。また、中級以上のコースを学ぶことで、次のような資格を取得することも可能です。

・着付け技能士
・着付け師

着付け技能士には1級と2級がありますが、こちらの資格は国家資格です。着付け師とは、それぞれの着付け教室で認定する資格になります。これらの資格を取得することで、他人への着付けもできるようになるため、美容院や結婚式場、呉服店などに勤務することができるでしょう。和装スタイリストという職業も最近はありますが、目指すのなら上記のような資格を取得しておくべきです。

着付け教室に通うおすすめの頻度

いくら早く技術を身につけたいといっても、毎日通うというのは現実的ではないでしょう。どの程度の頻度で通うのがおすすめなのでしょうか。

初心者が習得するのに3か月は必要

着付け教室は全国各地に数多くありますが、そのほとんどが初心者向けのコースで期間を3か月と設定しています。3か月あれば初心者でも自分で着物を着ることができるようになる、ということです。その3か月の間に何回授業があるのかは着付け教室によって差がありますが、6~8回程度の教室もあれば12回という教室もあり、そうなると頻度は週に1回~2週に1回程度になるでしょう

教室以外の復習も大切

通う日時が決められている教室なら、そのスケジュールで休まず通うことがおすすめです。しかし、忙しかったり都合が悪くて通えなかったりして、間が空いてしまうこともあるでしょう。授業しっかり覚えたつもりでも、次の授業になったら忘れているというのは普通のことです。

休んでしまいより間が空いてしまうとかなり焦ってしまうかもしれません。着付けを習得し上達させるための早道は、とにかく着る回数を多くするということ、授業だけでなく自宅で復習することが重要。頻繁に通える人もそうでない人も、授業でしっかりと学ぶだけでなく自宅での練習もがんばってみてください。

まとめ

初心者が着付けを習得するまで、3か月程度が目安になります。その3か月の間で何回授業を受けるのか、どのくらいの頻度になるかはその教室によって異なるでしょう。しかし、次回の授業まで期間が空きすぎるとせっかく習ったのに忘れてしまいますから、休まずに通うことが大切です。そして授業を受けたら自宅でも復習してみること、これも大切になります。もし期間が空くとしても、自宅でしっかり復習しておくことで、次回の授業はそれほど焦らずにすむのではないでしょうか。

【東京】おすすめの着付け教室ランキングTOP5

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